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声フェチが一言

「何をうたっているかということと同じくらい、どううたっているかということが重要だと思うのです」
by しゅりーぷさん

私はどうだろう?




振り返ってみると、私はヴォーカル(声)もギターやピアノと同様のひとつの音として聴いているようです。それを言葉として聴くこともありますが、それ以前に音として捉えています(実は歌詞というものをあまりチェックする習慣がありません)。
そしてまた、人間の声は一番素敵な楽器であると考えています。
最も感情的で最も心にひびく音です。

声質がいまいち気に入らなかったら、メロディーが良くてもあまりその曲には関心が持てないし、どこかでふと耳にしたような曲でも、声が気に入ったりすると、誰の何の曲だか気になってしょうがない。

技術的に上手いかどうかということよりも、声や歌い方、雰囲気がその曲に合っているか、だと思います。
ハリエット・ウィーラーは、あの不安定さがザ・サンデイズの個性を生み出していますし、ケヴィン・シールズが明瞭な発音で腹の底から声を出して歌っていたら気味が悪い。

声フェチが一言_b0056629_21355777.jpgそして、上野洋子の歌声の前にただただ沈黙 ─

長々と述べましたが、理屈ではなかなか言い表せないところです。

私は雰囲気で音楽を聴いています。スピーカーの前に正座して・・・という聴き方はしません。
あくまで生活の中の一部に過ぎない。でも、欠かすことのできない一部分だからこそ、素敵な曲を見つけに店に出かけます。
by hamnie | 2004-11-08 21:38 | 音楽


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